PERSON
泉 晃史
IZUMI AKIHITO
制作部・監理部 統括部長 2007年入社
お客様との商談、発注業務、予算管理などを担う。また制作部門も統括しQCD(品質・コスト・納期)全般をコントロールしている。
私が所属する監理部は、お客様との窓口として受注から納品まで一貫して取り仕切っています。仕事はお客様との打ち合わせや現場確認から始まります。受注後は図面の作成、材料の発注、制作の指示を行い、制作物が完成すると、現場に納品する施工の監理もしています。
弊社では、海外有名ブランドの什器や内装などを制作していますが、ものづくりの最大の特徴は「品格」にあります。制作ではミリ単位の精度や、質感、手触りにまでこだわっています。そして素材の品質や制作環境も含めたすべてにおいて、ブランドの空間づくりに貢献するという品格を意識しています。
「千幸社に什器をお願いしたい」というお客様の期待は、裏切りたくはありません。ひとつのチームになって品格のある仕事を成し遂げ、お客様に評価していただき、顧客を増やすことが私の使命でもあります。
※什器...店舗で商品の販売や陳列に用いる器具や家具のこと
案件を受注すると、お客様から什器の意匠図や全体の寸法が届きます。そこから私たち監理部が具体的な施工図面を起こし、制作が始まります。お客様のイメージをどのように形にするかだけではなく、制作工程、強度、コストなども総合的に検討し、パーツごとの設計図や、使用する木材の種類などを決めていきます。やはり精度の高い図面が書けないと、いい什器には仕上がりません。
また、お客様のイメージやビジョンを的確に具現化できるよう、制作中も工場長をはじめとした制作部のスタッフとは常に情報共有をしています。そこでは制作者に図面の意図を理解してもらうことも大事になります。社内では新人・若手の制作スタッフ向けに図面に関する勉強会も開き、技術力向上に取り組んでいます。
未経験の方が監理部に配属された場合は、実際に案件を経験しながら、打ち合わせ・設計・制作・施工の進め方を学んでもらいます。内装デザインや図面作成に携わることはもちろんですが、さまざまな関係者と折衝や調整をする仕事です。監理部の中には、建築や製造業とはまったく関係のない職種から転職したスタッフも活躍しています。
スケジュールに追われたり、物事が計画通りに進まないこともあるので、責任感や粘り強さが求められます。ただ、それだけでは自由な発想は生まれません。多少のことでは動じないおおらかさや前向きな気持ちを持った方なら、楽しみながら成長できると思います。
弊社の企業理念である「人の心に響くものづくり」を部下や後輩に伝えていくことも、私たち幹部社員のテーマです。価値観や働き方が多様化していて、育成や指導も昔のようにはいきません。若手の気持ちに共感する姿勢も大事にしながら、自分の想いを折に触れて話していきたいと思っています。
また、キャリアを重ねていくと、どうしても頭が固くなってしまいます。私自身も、これまでの常識や習慣にとらわれず、柔軟に業務に向き合えるように心がけています。