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PERSON

園田 拓也

SONODA TAKUYA

制作部 第一工場 2018年(平成30年)入社

新潟県出身。建築土木系の仕事を経験したのち、千幸社へ入社。
第一工場で制作を担当している。将来のリーダーを目指して研さんに励む。

本物の技術とコミュニケーションで、空間づくりの魅力を伝える

制作部 空間づくりの仕事

私は以前から、自分が手がけたもので人々の生活を豊かにし、感動を与えられる仕事をしたいと考えていました。そのため千幸社の経営理念にはとても共感しました。制作の経験はありませんでしたが、制作の仕事がしたいと入社を決めました。入社後は部材の接着作業からスタート。その後、半年ほどかけて部材の切りだし、加工・組立て・仕上げを経験していき、制作工程をひととおり習得することができました。現在はさまざまな物件の什器制作を経験させてもらっています。
工場では週1回のペースで若手制作者が自主的に集まり、図面の見方や工程の進め方について勉強会をしています。こうした取り組みも「人の心に響くものづくり」につながっていると感じています。

人を育てることは、とても難しく、たくさんの発見がある

これまでに最も心に残っている仕事は、ある大型商業施設のリニューアルにともなう什器制作です。足かけ半年以上のプロジェクトで、工場メンバー全員がかかわり、空間づくりに取り組みました。
特に思い出深いのは、さまざまなデザインの「面材」と呼ばれる装飾物の制作です。点数が多いうえに造形が細かく、制作は難しいものでしたが、新人の私にとっては腕を磨く絶好の機会になりました。制作を重ねるたびに自分の作業スピードがアップして、技術の向上を実感できた物件です。また、自分たちが制作した什器が実際の店舗に設置されている様子を見る視察研修がありました。そのときに、什器だけではなく店舗全体の完成イメージを空間にまで広げることができました。今はその完成イメージを抱きながらひとつひとつ意識を高めて作業に取り組んでいます。

いつの間にか変化していた、達成感や喜び

弊社の作品の多くは、有名海外ブランドの店舗に納まります。そのため会社全体で品質の高さを追求しています。入社してまもなくは、意識が追い付いておらず、材料の扱い方や仕上げの稚拙さで先輩に注意されることもありました。毎日仕事に向き合い、先輩たちの仕事を見て、まわりからアドバイスをもらうことで自分の意識も高くなってきたと思います。工場のメンバーはそれぞれが主体的に仕事をしていて、とても元気があるという印象です。まだ教えてもらうことばかりですが、私も何か先輩たちに恩返しがしたいという気持ちがあります。今後は私からも勉強会や研修で意見を発信し、これまでの経験を活かして工場の成長に貢献したいと考えています。

家族との時間で自分のペースをつかむ

工場長が気さくに接してくれることもあり、普段から腹をわって話し合える雰囲気の職場です。若手勉強会やレクリエーションなど制作業務以外にいろいろな接点があって、年齢や社歴を気にせず同僚とコミュニケーションがとれます。